2017年2月24日公開の映画「トリプルX:再起動」を観てきました。
トリプルXシリーズは一度も観たことがなかったので、今回シリーズ初鑑賞です。
んなアホなという箇所が満載ですが、純粋に楽しめる映画となっています。
それではざっくりとしたネタバレをどうぞ。
・トリプルX:再起動の予告動画
・トリプルX:再起動の内容(ネタバレ含む)
まずはギボンズ(サミュエルL・ジャクソン)がネイマール(ネイマール)をスカウトにきている場面からはじまります。
えっ、本当にネイマールがxXx(トリプルX)になるの?というワクワクを持ちつつ観ていると、突如ギボンズがいる近くに衛星が落下し、ギボンズは死んだもの扱いに。
今回の兵器はパンドラの箱と呼ばれる衛星落下装置となります。衛星を好きなところに落とせるというのは確かに脅威です。不慮の事故扱いにできそうですしね。
ギボンズをパンドラの箱でやっつけたという情報が、NSAの中ですぐに話題となり会議が行なわれていた。パンドラの箱はギボンズが属するNSAで作られたものであった。
同じくNSAのマルケ(トニ・コレット)がパンドラの箱を使ってその脅威を説明していたところ、突如謎の4人組に襲われる。
ジャン(ドニー・イェン)、セレーナ・アンガー(ディーピカー・パードゥコーン)、タロン(トニー・ジャー)、ホーク(マイケル・ビスピン)という、別のトリプルXであった。ちなみにマイケル・ビスピンさんは総合格闘家でした。現UFC世界ミドル級王者だったとは。
ここのドニー・イェンがかっこよすぎます。別のビルから会議がおこなわれているビルまでジャンプで突入。会議には屈強なエージェントが何人かいましたがなんのその。
正確無比な銃撃と早すぎる動きに翻弄されます。とにかく一つ一つの見せ方がかっこいいですね。こんなのいたら無敵じゃんと思わせるような無双っぷりを堪能。ここはぜひ観て頂きたい。
トニー・ジャーのバイクぶんどりも相変わらずのすごさです。彼なら本当にできるんでしょうね。ジャンらは見事パンドラの箱を奪って逃走に成功。
場面は変わりザンダー・ケイジ(ヴィン・ディーゼル)が登場。地域でサッカー観戦ができるよう、電波ジャックをする。
鉄塔ジャンプから雪のない森をスキーで疾走。スケボーに乗り換えて坂道を疾走し、無事に電波ジャックに成功する。そんな芸当できるの!?と思うような手に汗握る場面です。
ケイジはマルケに捕まり、奪われたパンドラの箱を取り返す任務に就かされます。
まずはジャン達の行方をイギリスで情報収集。どことなく比嘉愛未さんに似たエインズレー(ハーミオーネ・コーフィールド)から居場所を聞きます。
次にケイジが単独で突入するにはリスクが高いため、信頼できる仲間を集めます。この辺はワイルドスピード感満載ですね。
スナイパーのアデル・ウォルフ(ルビー・ローズ)、DJのニック(クリス・ウー)、スタントマンのテニソン・トーチ(ロリー・マッキャン)というアデルを除けば微妙な仲間です。
仲間が集まると、ジャンたちがいる場所に向かいます。お祭り騒ぎに乗じてケイジはジャンとセレーナに接触。机上で手榴弾遊びをしていると、NSAの部隊が突入してきます。
ここではアデルが無双します。木の上から狙撃、狙撃、狙撃!次々と突入部隊を倒していきます。ケイジはパンドラの箱をもったジャンを追いかけます。
バイクチェイスが始まるのですが、途中バイクにスキー板のようなものがトランスフォームし、水上を走るという展開になります。ドニー・イェンいわく、ここが一番好きな場面のようです。
調べてみると、ダートバイクというものがありました。まさにこんな感じです。すげぇ。
ケイジがジャンに追いつき、無事にパンドラの箱の回収及び破壊に成功。しかし、再び衛星が落下する事件が起こるのであった。
ジャンが奪ったパンドラの箱は単一の衛星しか落とせない試作品であり、本物が別にあったのだ。
首謀者は誰なのかを考えると、ジャンたちがパンドラの箱を奪う時に一人微動だにしないNSA幹部がいた。名前は忘れました。。レッド・エリック(アンドレイ・イフチェンコ)かな?
本物のパンドラの箱を奪うためにケイジたちはアメリカに戻るも、そこにはジャンたちがいた。ケイジのトリプルXとジャンのトリプルXで競争が始まる。結局目的は一緒になるんだけどね。
ケイジvsジャンなど、トリプルXvsトリプルXは見ものです。
パンドラの箱を取り返すと、すぐにマルケがやってきて手に取ります。なんだか怪しい人だな~と思いながら、やっぱりやっぱりでした。マルケが真犯人なのです。
ケイジとジャンは捕まり輸送機に乗せられます。この2人が手を組むのもアツい展開ですよね。鬼に金棒とはこのことです。
手枷を付けられても何のその。あれやこれやとあっという間に戦闘員を片付けます。ジャンは銃を持ったマルケに追い詰められますが、マルケは機外脱出トラップに引っかかりパラシュートなしダイブへ。
ジャンはパンドラの箱を回収し、パラシュートをもって先に脱出します。
この時すでにマルケによって衛星が落下してきていたため、ケイジは輸送機を衛星にぶつけて破壊しようとします。
難なく衛星にぶつけ、自分はダッシュで機外に脱出します。マルケと同じくパラシュートなしですが、パラシュート付きの荷物に追いつきなぜか無事に着地。
着地地点ではケイジとジャンの仲間が待っており、任務は無事に完了した。
空での戦いの裏で、地上でもアデルやセレーナが奮闘していた。数の暴力で絶体絶命であったが、そこにサプライズゲストとして、シリーズ2作目「トリプルX ネクスト・レベル」の主人公であるダリアス・ストーン(アイス・キューブ)が登場。
グレネードランチャーで戦況を引っくり返した。シリーズ作品を観ていないため、誰これ状態でポカーンでした。とりあえずグレランつえぇの一言。
最後に、教会でギボンズの葬式が行なわれた。テニソンは号泣しながら賛美歌を歌う。
だがしかし、サミュエルL・ジャクソンがそう簡単にくたばるはずがありません。ネイマールとともに、ケイジの前にひょっこり現れます。
これでギボンズは死んでいる体となるため、やりたい放題できますね。次の展開が楽しみです。ネイマールは無事にスカウトできたのでしょうか。
・まとめ
とにかくありえねぇ!の連発が楽しめる作品です。難しいことは考えずにスカッと観てしまいましょう。逆に考えることもないか。
息をつく暇もなくアクションが待ち構えています。個人的にはドニー・イェンのアクションと、ヴィン・ディーゼルの声が見どころです。
1作目も観てみたくなりました。失敗に終わったという2作目はどうなんでしょう。こちらも気になるところです。
以上、「映画「トリプルX:再起動」を鑑賞。ドニー・イェンのアクションがたまらん。」の記事でした。