本日、2016年6月20日は年に一度「ストロベリームーン」が見られる日です。月が赤く見える日ですね。20時半頃に外を見てみると、関東の空はあいにくの曇天でした。
曇天でも月は明るく光っていましたが、雲に覆われているせいか、色はストロベリー色ではなくオレンジ色でした。
今回はストロベリームーンについて特集します。
・なぜストロベリームーンと呼ばれる?
いちごの収穫の季節である6月であることから、いちごの色をとってストロベリームーンと呼ばれるようです。
ただここで一つ気になるのが、いちごの収穫の季節は4~5月がメインだという点です。むしろ6月で赤い果物といったら「さくらんぼ」じゃないですかね。
そのため個人的には「チェリームーン」といってもいいのではないかと思います。チェリーが浮かばれませんよ笑
・なぜ赤いのか?
夏至の頃の満月は高度が低いため、太陽の光が月に届くまでに、地球の大気を通過する距離が長くなります。
そのため、波長の短い青い光が地球の大気により散乱され、散乱しにくい波長の長い赤い光が残るわけですね。空が青いのもこの理由からで、青い光が散乱されて青く見えるのです。
・月は他にどんな色になる?
・白色
月が高い位置にあるときで、すべての波長の光(赤、橙、黄、緑、青、藍、紫)が届いているから白く見えます。
・黄色
月が低い位置にあるときで、赤と橙の色が届いているから黄色くみえます。逆に言えば、その他の色が散乱されているからとなります。
・青色
ブルームーン(Blue Moon)と呼ばれるものがあり、これは1ヵ月の間に2回の満月を見ることを指します。青色は我々の目に届くまでに大気中に散乱されてしまうため、実際に青い月を見ることはできません。残念でした。(白色が若干青白く見えることはあります。)
・まとめ
たまには月でも見てのんびり過ごしてみてはいかがでしょうか。
このストレス社会で息抜きすることは、とても重要です。普段空を見上げることが少ない方も、こういった特殊な夜空が見れる時ぐらいはぼ~っと見て癒やされましょう!(空ばかり見て、前方不注意になるのは避けてください笑)
以上、「ストロベリームーンはなぜ赤いのか?月は他に何色に変化するのか?」の記事でした。