この前、某スーパーで1kg超の大量の牛肉を購入しました。
販売されているパックの状態を見ると、綺麗な赤い色をしていたので買ったのですが、いざ開けてみて一枚目の肉を剥がすとその裏側と1枚目にくっついていた2枚目の表面が褐色になっていました。
「こ、これは、腐っているのか。。?それともこういうものなのか?と、とりあえず落ち着け自分。」
ここで、あなたならどうしますか?すぐに捨ててしまいますか?
答えはこうです、少し待ってみましょう。
というのも、牛肉はもともと褐色がかっているのが本来の色なのです。良く見える(これが普通だと認識している)赤身は、実は空気に触れたことで変色したものです。そのため、食べるのには何の問題もないです。(最後に記載している注意の場合を除く)
新鮮な牛肉であれば、空気に触れることですぐに赤身がかってきますので、少し待ってみましょう。徐々にいつも見ている赤色に変化していきますよ。
実はこの内容を書いているスーパーもあります。ふと、肉売り場に貼り付けてあるポップを見ると「牛肉は褐色の場合がありますが、鮮度には問題ございません。安心してご賞味ください。」と書いてありました。
ただ、この内容を書いているポップが、視界に入らない箇所に貼ってあったのは残念でしたね。かなり上の方を見ないといけないかつ、字が小さいため誰でも見やすいとは言いづらい状態でした。これは消費者としては買った後になんだこれはとなってしまうため、できるだけ目に見える位置に貼ってあるとよいですね。
この内容が書いていないスーパーも多々あると思います。この場合は消費者によく見えるよう、全体を空気に触れさせて赤身の状態で販売しているのですね。確かに赤色=新鮮、色がいい=新鮮というイメージがあるため、消費者としてはいい色のものを選びますよね。何が正しい情報なのかというのを知っておくのは、生きていく上で本当に大事なことです。
最後に注意したいのが、褐色だけど鮮度が悪い(腐っている)以下の場合です。少しでも違和感があれば食べることは控えましょう。人間も生存本能で危険を感知することが可能です。
・数分空気にさらしても赤くならない
・においが明らかにおかしい
・ぬめりがある