雑記

ARMホールディングスは何の会社?ソフトバンクが3.4兆円で買収

・ARMホールディングスは何の会社?

1990年にイギリス(イングランド・ケンブリッジ)に設立された会社で、エイコーンコンピュータ・アップルコンピュータ・VLSIテクノロジーの合弁事業として創業しました。日本にも横浜に拠点があります。

主に携帯電話などに組み込まれるCPUのアーキテクチャ(ARMアーキテクチャ)を提供し、32ビットのCPUの75%はARMアーキテクチャを採用しています。

身近なところでいうと、携帯電話やスマートフォン、任天堂DSなどにもアーキテクチャが採用されています。

ARMとしてはCPUそのものを作っているのではなく、知的財産権(IP)としてインテル、AMDなどのCPUメーカーにライセンスを提供する形態をとっています。簡単に言えば、牛丼を作るレシピを渡すから味付けは自由にしていいよということです。

2016年度Q1(第1四半期)の売上高は、前年度比14%上昇の約415億円となっており、税引き前利益は190億円ほどとなります。

・ソフトバンクが3.4兆円で買収

イギリスのEU離脱によりポンド安(150円→140円)になったことから、買収の話が一気に進んだ様子が見られます。ポンド円は確かに下がりましたが、買収額は直近の時価総額の40%乗せということもあり今回のような高値となっています。

明日のソフトバンクとARMの株価に注目が集まりますね。高騰するのか下落するのか、投資家の判断はいったいどちらでしょうか。

・ソフトバンクが目指すもの

今回の買収は、昨今のIOT市場の拡大を目指して両社合意にいたったとのことです。

ARMの買収だけでは半導体自体は作れないため、半導体事業を進めていくのであればさらに企業の買収が必要となります。

ARMの成長を見越して買収し、成長したところで売却をすることなどうわさは様々ですが、一体どこを目指すのかは孫社長のみぞ知るところです。ソフトバンクの経営陣も驚いているのではないでしょうか。

ここまでアグレッシブな方は今の日本に中々いないと思います。そのいつまでもチェレンジする飽くなき探求心は見習いたいところです。

以上 、「ARMホールディングスは何の会社?ソフトバンクが3.4兆円で買収」の記事でした。

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