国内線、国際線ともにファーストクラスに搭乗したことはありますか?私はないです(笑)。乗れないにせよ、国内線、国際線ともにどれほどの値段がするのか気になりますよね。ANAとJALの場合について調べてみました。
・国内線の料金
空路は東京(羽田)→沖縄(那覇)間とし、このゴールデンウィーク中の5月6日(金)の値段を示します。ちなみに国内線の場合、ファーストクラスの呼び名がANAは「プレミアムクラス」、JALは「ファーストクラス」となっています。
・ANAの場合
- 普通席:36,490円~38,490円
- プレミアムクラス:55,090円
・JALの場合
- 普通席: 36,490円~38,490円
- ファーストクラス:44,490円~47,190円
これを見ると、国内線であればそこまで差額が大きいわけではないのでプチ贅沢として一度利用してみるのもありかと思います。ただ国内線だと乗っている時間も多くて2時間程度ですし、それを払うならホテルを豪華にしたり、食事を豪華にしたりするという方も多い気はします。
・国際線の料金
空路は東京(成田)→ロサンゼルス間とし、日にちは国内線と同じく5月6日(金)の値段となります。
・ANAの場合
- エコノミークラス:407,480円
- ビジネスクラス:552,240円
- ファーストクラス:1,033,340円
・JALの場合
- エコノミークラス:391,580円
- ビジネスクラス:532,580円
- ファーストクラス:994,580円
国際線になると値段は倍倍に増えていきます。エコノミーの1.5倍でビジネスクラス、2.5倍でファーストクラスが利用できます。
実際に搭乗した方のブログを見ていると、なんといってもサービスが格別のようですね。細かな配慮が行き届いており、何時間でも乗っていられるとの意見が多く見られました。エコノミーではそのように思うことはできないですよね。やはり一度は乗ってみたいです。
・ファーストクラスの問題
昨日5月3日(火)にCNN(アメリカのニュース専門放送局)から出ている報道によりますと、ファーストクラスの有無によって乗客が騒ぎを起こす確率が高いとの統計が出ていました。パターンとしては以下のとおりです。
(1)ファーストクラスの有無の違い
・ファーストクラスが有る場合、無い場合と比較してエコノミークラスの乗客が騒動を起こす確率が「3.84倍」となる
(2)ファーストクラスが有り、ファーストクラスの区画を通ってエコノミークラスにいく場合
・直接エコノミークラスにいく場合と比較して、エコノミークラスの乗客が騒動を起こす確率が「2.18倍」となる
・直接エコノミークラスにいく場合と比較して、ファーストクラスの乗客が騒動を起こす確率が「12倍」となる
上記の結果から、まずファーストクラスとエコノミークラスの搭乗口は分けて、お互い触れ合わないことが騒動を下げる一番のポイントになりそうです。
根本的にはファーストクラスととエコノミークラスを別々の旅客機で設計することになりそうですが、ファーストクラスの視覚的宣伝のためにも各社同乗させたいという方針があるのではないでしょうか。
根本的な設計について述べましたが、本当の要因は人間の心持ちにあります。常に地位を意識していると、些細な違いから騒動に発展してしまいます。地位など意識することなく、自分は自分だということを念頭において生活していきたいですね。
・某知事の海外渡航費について(2016-5-9追記)
舛添都知事の海外渡航費が問題になっているようですね。ヨーロッパ訪問に掛かった総額は5,000万円超とのこと。すべて事務に任せていたら、飛行機はファーストクラス、ホテルは1泊20万円ほどのところを使用していたとのことです。
また、連れて行った人の数も20人弱の大所帯であったため上記のように費用が嵩んだようですね。本人は、これからは自分で内容を見て経費を削減していくと仰っていました。是非お願いします。
日本のトップだから、ファーストクラスやいいところに泊まらないと示しがつかない、という海外からの目もあるかと思いますが、まずは内からトップとしての行動規範を見せるべきだと思います。でなければ民は付いていきません。(私は都民ではないのですが。。)
以上、「一度は体験したい飛行機のファーストクラスの値段はいかほどか」の記事でした。