2015年12月9日に新型のプリウス(4代目)が発売されました。
買い物に行く際、近場のトヨペットの前を通るたびに新型プリウスののぼりと実車を見るのですが、販売台数はどうなのでしょうか。
一風変わった形状についても突っ込んでみます。
・新型プリウスの販売は好調
2015年12月の自動車販売台数を調べたところ、16,406台の販売で1位になっていました。さすが日本を代表する人気車種ですね。ちなみにその時の2位は同じくトヨタのアクアで15,066台販売されていました。
そして、3位も同じくトヨタで新型のシエンタが8,818台販売となっていました。1~3位をトヨタが独占とは驚きです。
・新型プリウスの燃費はいかほどか
新型プリウスのJC08モードの燃費は「40.8km/l」と記載されています。カタログの燃費だけ見たら驚きの数値ですが、ユーザレビューのサイトを見ていると、実燃費は21knほどのようですね。実燃費で見ればアクアが22kmとわずかに良いようです。
・デザインは未来的だがカッコいいとは別
さて、気になるデザインの方ですが、皆さんどう思っているのでしょうか。
デザインなので、個人によって好き嫌いが分かれるとは思いますが、私は3代目の方が好きですね(笑)。フロントは歌舞伎のメイクをモチーフにしたような感じに見えます。フロント、リアともに中途半端なスポーツ感が出ていることで、プリウス感が若干抜けている感じがします。
確かにトヨタが掲げている5年後の近未来デザインというのは納得です。ノーマルの状態では街中いたる所で遭遇しますので、エアロカスタムなどで差別化を図るのもよいと思います。カスタムでもトヨタモデリスタモデルは中々迫力があり個人的にはありですね。
・4代目プリウス市販車
・フロント
出典:http://img.response.jp
・リア
出典:http://221616.com
・4代目プリウス トヨタモデリスタモデル
これかっこいいですね。フロントマスクの感じがトランスフォーマーに出てきそうです。
出典:http://www.modellista.co.jp
ここでコンセプトの段階を見てみましょう。以下が4代目プリウスのコンセプトカーになります。
・4代目プリウスコンセプトカー
・フロント
出典:http://ponsoku.doorblog.jp
・リア
出典:http://ponsoku.doorblog.jp
コンセプトカーなので当たり前ですが、さらに近未来感が出ていますね。個人的にはコンセプトカーの方が好きですが、乗用車としてはやはり市販車モデルの方が万人うけするように思えます。
デザイン≠販売台数というのがよく分かります。デザイナーには酷な感じはしますが、売れるものと好まれるものは考え方としては別ですよね。
ちなみに市販車ベースのSUPER GT仕様だとこうなります。
・4代目プリウス SUPER GT仕様
出典:http://img.response.jp
これに似たエアロパーツが市販されたら飛びつく気がします(笑) これがプリウスだと言ってもすぐには信じてもらえないのではないでしょうか。
・まとめ
正直なところコンセプトカーの面影はほとんどありません。やはり大衆車は落ち着いたデザインが好まれるものだと判断したのではないでしょうか。
次期PHVのプリウスも2016年冬に出るとのことですので、技術の進歩には驚かされるばかりです。乗る楽しみを求めるためのプリウスが出てくるといいですね。
以上、「新型プリウス コンセプトからのデザイン変更について考えてみる」の記事でした。