雑記

中古車には支払総額以外の費用が掛かる!?実体験から学ぶ中古車購入

私事ですが、つい最近中古車を購入しました。

新車を買ったことがないというのは置いといて、中古車を買うのはこれで3度目となります。その度にどういった手続き、費用が発生するかを忘れてしまうので、まとめることにしました。

任意保険についても検討しましたので、後日その検討結果もまとめたいと思います。

少しでも購入時の参考になれば幸いです。

・支払総額は実は総額じゃない!?

今回購入する際にどのように車を探していたかというと、有名中古車情報サイト「goo」を見ていました。

中古車を買った経験がある方なら、誰しも見たことがあるのではないかというサイトですね。

そこには価格として以下2つが書かれています。

本体価格(消費税込)(リ済別)

車両本体だけの価格で他の経費は一切含まれない。リ済別はリサイクル費用が含まれていないことを示す。

支払総額(税込)

リサイクル費用を含む購入時の費用をすべて含んだ金額を示す。

ここで表示されている支払総額は、車両本体価格+諸費用(自賠責、税金、リサイクル預託金相当額、登録代行費用など)の購入時に必要な最低限の費用が含まれています。

ここがポイントですね。

これにメーカーの保証やETCのセットアップ費用、車検を通す場合は整備費用などが加わってきます。

私の場合、以下の費用がプラスとなりました。オプションパーツなどを含まなければ何十万も増額となるわけではありませんが、プラス5万程度は余裕を見ておいたほうがよいでしょう。

  • 2年間の定期メンテナンス費用 +26,100円
  • ETCセットアップ費用 +2,700円
  • 法定整備費用 +17,280円
  • ナビ地図更新費用 +21,060円
  • 販売員との会話 プライスレス
  • 合計 +67,140円

・購入の流れ

【現地確認当日】

  1. gooなどの中古車情報サイト(紙)で購入する車を検討する
  2. 販売店に行き実際に車を見る
  3. できれば試乗して、アイドリングやハンドルのブレがないかなど違和感がないかを感じる
  4. 気になったところは納得がいくまで聞く
  5. 整備手帳を見て定期的に整備されていることを確認する
  6. 購入を決意したことを販売員に伝える
  7. 販売員の希望が詰まった見積りを見る
  8. 不要な項目は要らぬといって削除し、再度見積りを作成してもらう(削れる項目は後述)
  9. 見積り内容に満足したら、各種必要書類に住所氏名などを記入する
  10. カード決済ができる場合はその場で必要な分だけ決済する
  11. 納車日に期待をふくらませる

【以降】※書庫証明は自分で取得する場合

  1. 印鑑証明を役所や行政コーナーで取得する
  2. 警察に出頭し、3,600円の証明印紙を購入した上で車庫証明関連書類を提出し車庫証明の受付票をもらう
  3. 受付票に記載の受けとれる期日になったら車庫証明を警察に取りに行く
  4. 販売店から送られてくる注文書と販売店独自の書類、書庫証明、印鑑証明を販売店に送付する
  5. 契約した日から1週間以内に代金を販売店に振り込む(振り込み手数料は販売店が負担)
  6. 納車日に期待をふくらませる

【納車日当日】

  1. 高揚した気分を抑え焦らず購入した店に行く(自宅納車の場合は期待をふくませておけばOK)
  2. 販売員から点検結果などの諸説明を聞き、念願のカギをゲットする
  3. エンジンをかけてアイドリング状態を確認する。エアコン動作時のアイドリングもチェックする。
  4. 6,000回転以上エンジンを回し、レッドゾーンの負荷チェックをする。(嘘)
  5. 高揚した気分を開放しレッツゴー。ただし安全運転を心がけること。

・購入当日に必要なもの

  • 印鑑(認印)
  • 自宅の住所、氏名

・購入契約後に必要なもの

※車庫証明の取得には以下書類が必要となり、1,2の書類は販売店でもらえます。4は不動産屋に聞きましょう。

  1. 自動車保管場所証明申請書
  2. 所在地・配置図
  3. 自認書(保管場所が自分の土地の場合)
  4. 使用承諾証明書or駐車場賃貸借契約書(写)(保管場所が他人の土地の場合)
    ※3,4は該当するいずれか一方

・納車までの期間は?

3週間前後です。

車検整備の有無で多少の差が出ます。あとは販売店の努力次第で早まることも?

・ちょっとしたアドバイス

・車庫証明手続き代行費用を削れば15,000円 ほど安くできます。平日に警察に行けるかつ面倒でない方はお奨めします。手続き自体は警察で3,600円の証紙を買って申請書類を出すだけなので、混雑していなければ5分とかかりません。

・納車費用を削れば10,000円ほど安くできます。自宅まで納車してもらう費用のため、店舗に取りに行けるかつ面倒でない方はお奨めします。そこまで遠いところに買いに行くこともないと思うので、電車などでいけば1,000円以内で行ける圏内ではないでしょうか。

・自動車税は一年の締めが3月であるため、購入するタイミングで変わってきます。購入時の一時費用を抑えたい場合は2月や3月の年度の終わりで買うとよいでしょう。

例えば1800ccの車であれば、4月に買った場合は満額の39,500円かかりますが、3月に買った場合は39,500円×1/12=3,200円で済むことになります。ただ、すぐ次年度の納税がやってきますので、使う分だけ支払うという点は変わりません。

・販売店によっては「距離数無制限、12ヵ月保証」などが無償で付随する場所もあるため、保証の部分は確認しておきましょう。

・タイヤは最低限ひび割れがないか、溝が残っているか、経年劣化によりゴムが硬くなっていないかをチェックしましょう。指摘することで交換してもらえる可能性があります。(メーカーと種類は選べません)

・購入するときに売りに出すことを考える場合は「事故歴なし」がよいです。整備記録が定期的に記入されているとなおよいです。

・「事故歴あり」の車はフレームが曲がった経歴(骨折)がある車を指します。事故歴ありの場合販売価格が安いため、売りに出すことを考えないのであれば事故歴があってもよいと思います。ただし、複雑骨折のようにフレームは完ぺきには戻らないため、何もしなくてもハンドルが取られるなどの異常がある場合はお奨めしません。それを甘んじて受けようという方はどうぞ。

・不明なオプションには食いつかない。自分が納得できないオプションは基本的にキャンセルでよいでしょう。

・まとめ

中古車を買うまでの流れはこのような流れとなります。特に難しいことは何もありません。

ここをもう少し詳しく教えてほしいなどありましたら、お問い合わせください。可能な範囲でお答えいたします。

中古車選びは悩んでいる時が一番楽しいです。いざ買うとなったらあっさり終わりますからね。

良い中古車に巡り合えることを!

以上、「中古車には支払総額以外の費用が掛かる!?実体験から学ぶ中古車購入」の記事でした。

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