九州旅行記の続きとなります。
前回のハウステンボスから、長崎市内へと移動してきました。ハウステンボスを出たのは21時50分頃で、長崎市内には23時頃に到着しました。
長崎駅前の泊まるホテルはすぐに見つかったのですが、ここで疑問が。車、どこにおけばいいんだ?。慌ててホテルに電話するも、土地勘がないため一体何のことを言っているのだと。
苦戦しながらも何とか見つけて停車。
長崎市内は車の流通量が多く、さらに路面電車も通っているため車の運転難易度は高いです。特に路面電車をまたぐ右折は戸惑いました。
はじめに右折した時は、これ…ここにいたら路面電車に引かれるよな、という位置につけていたため危なかったです。
・ここがオランダ坂か
これが有名なオランダ坂ね。うん、想像以上に何もない。近くに活水女子短大があるため、女子大生の往来が盛んでした。
しかし、毎日この坂道は結構きついですね。慣れればそうでもないのかな?
・中華街で腹ごしらえ
長崎といったら「ちゃんぽん」と「皿うどん」ですね。リンガーハットは果たしてどのレベルなのかを確認するために、本場で美味しいと有名な店を探しました。
着いた先がこちら。「江山楼」という中華料理屋です。
私は上ちゃんぽんを注文。特上というのもありましたが、具材の違いならまぁいいかと。具材はノーコメントですが、スープの質は確かに違いますね。うまい!濃いめなので喉は渇きます。
妻は上皿うどんを注文。餡がうまい!ちゃんぽんも皿うどんも1,000円オーバーなので安くはありません。地元の人はきてるのかな?もっといい店があるのかもしれませんが、とりあえず満足です。
・徒歩でグラバー園に向かう
腹ごしらえが済んだので、徒歩でグラバー園に向かいます。出島の前まできましたが、華麗にスルー。
皿うどんが有名な「四海樓」です。グラバー園の下に位置します。あいにくこの日は不定期の定休日。不定期なので行くときは電話で確認したほうがよさそうです。
グラバー園到着です。結構歩いた~。グラバー園の入園料は大人610円です。
・グラバー園を回る。色々な建物があるのね。
エスカレーターもあるので、まずは一番上にある建物を目指します。右の建物は「旧長崎地方裁判所長官舎」です。居留地の外に建てられた洋風官庁では長崎唯一とのこと。
こちらは「旧三菱第2ドックハウス」です。船が造船所に入っている間、乗組員が宿泊した施設とのこと。
中には等身大の坂本龍馬のパネルがありました。もちろん横に並びました。
ドックハウス2階のベランダから見た景色です。長崎が一望できるという、なんといい立地なのか。
旧リンガー住宅に入る前には門があります。ここがフリーメイソン・ロッジ(集会所)になっているそうです。つい先日放送された「やりすぎ都市伝説」にも出てましたね。柱の上にフリーメイソンのマークが描かれています。
プッチーニの「蝶々夫人」の蝶々さんに扮した三浦環(みうらたまき)の像です。日本初の国際的有名オペラ歌手とのこと。
こちらがジャコモ・プッチーニです。イタリアの作曲家です。いい感じで汚れていますね。
こちらがトーマス・ブレーク・グラバーです。やりすぎ都市伝説では、坂本龍馬を武器輸入のために操ったと言っていました。実際はどうなんだか。この曇天が結構魔王感出てますね。
各住宅の中はだいたいこんな感じ。う、うまそー!
そしてこちらが旧グラバー住宅です。2015年7月8日に世界遺産登録されました。12月はちょうど花が咲いていていい季節ですね。
旧グラバー住宅には隠れ部屋?がありました。これ天井です。幕末には藩士達がここで密会していたとかしていないとか。やりすぎ都市伝説では、関さんがこの中に入ってました。いいなぁ。
こちらが旧オルト住宅です。長崎に残る石造りの洋風住宅では一番大きいものとのこと。このグラバー園の中でも確かに一番大きかったです。
オランダにも漫才師がいたそうな。
・グラバー園からの大浦天主堂
グラバー園の横には大浦天主堂(おおうらてんしゅどう)という教会があります。グラバー園とは別に入場料600円がかかります。
日本にもこんな教会があったんだ!という感動はありますが、イタリアとか本場の教会を見ていると正直物足りません。
・原爆について再認識する
続いて車で平和公園に移動します。平和公園のパークアンドライド駐車場より、近場にあるTOP24パーキング平和公園入り口の方が若干安いです。
まずは平和公園の平和祈念像から。筋骨隆々の像です。
台座の裏側に作った意味が書いてありますので、ここは見逃さないようチェックしておきましょう。
原爆の爆心地公園を抜けて、原爆資料館を目指します。爆心地公園では当時の地層が見れますので、時間があればチェックしてみてください。
原爆資料館の前には平和の母子像が建てられています。
原爆資料館は近代的な造りになっています。年を追うごとに螺旋が上がっていきます。入り口は一番したから。
こちらが長崎型原爆のファットマンです。でかい。。
こちらが現代の核兵器です。ファットマンに比べてかなりスリムになっており、持ち運びも容易になっています。脅威を感じざるを得ません。
原爆によって溶けたビンを触ることができます。これがビン!?と思うような状態になっており、人間なんてひとたまりもないことが想像に易いです。
原爆資料館は面白いとか面白くないとかそういう次元ではなく、一度は訪れて目に焼き付けるべきだと思います。
・世界3大夜景のひとつ稲佐山
続いては車で稲佐山(いなさやま)まで向かいます。ここには世界3大夜景に認定されている夜景があります。
あと2つはモナコと香港です。その二つもそのうち見たいですね。いや、絶対見てやります。
山頂の展望台には車で行くことも可能ですが、土日はまず混んで1時間待ちとかもあるとのこと。平日でしたが15分ほど待ちました。
山頂の駐車場は普通車40台分あり、20分までは無料、30分ごとに100円の料金となっています。夜景だけ楽しむなら20分で帰ってこれます。
こちらが長崎駅周辺を真ん中にしています。
こちらはグラバー園方面を中心しています。真ん中には三菱重工の「ジャイアント・カンチレバークレーン」が光っています。
個人的には函館の夜景の方が感動しましたね。
・さいごに夕飯を…定休日だった
本日最後は夕飯です。昼にも食べたけど、皿うどん食べたいなーと思い、四海樓まで路面電車を使っていくことにしました。(この時点では休みとは知らず。)
路面電車は少し迷いますが、そこまで理解に苦しむ感じではありません。同じ乗り場でも半分は◯◯行き、もう半分は◯◯行きと乗り場が分かれている点だけ注意です。
1回の乗車でおとな120円です。長崎駅からグラバー園方面に行く際は、築町(つきまち)で乗り継ぎが必要なため、降りる際に下記電車のりつぎ券を運転手からもらいます。
そうすれば乗り換えても追加で料金が発生しません。
と、ここで四海樓が休みなことに気が付きます。みなさま、再度ご忠告ですが、四海樓に行く際は電話で確認してから行きましょう。
ということで、徒歩で長崎駅まで戻ります。実はこの日2万歩以上歩いています。運動靴じゃないと死亡ですね。歩いた理由ですが、「長崎出島ワーフ」なるものを見たかったからです。
ですが、残念ながら興味をそそる店舗がなく長崎駅まで戻りました。(自分、海鮮それほど得意じゃないのです。)
で、結局駅ビル(アミュプラザ長崎)にある、博多もつ鍋「おおやま」にしました。
まずは馬刺しで一杯。うまい!
こちらが本場博多もつ鍋です。うまそ~。
こちらが馬タンです。だが、この時点で何か様子がおかしい。
もつのパンチが効いたようで、キラキラする直前まできていました。調子にのってもつを食べすぎたのが敗因です。自分、油に極端に弱いのです。
何とか力を振り絞ってその場を後にし、無事にホテルへ帰還しました。
最後はあれでしたが、充実した一日となり楽しかったです。
以上、「【長崎市内】中華街、グラバー園、平和公園、原爆資料館、世界3大夜景など見どころ沢山」の記事でした。
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