・インデペンデンスデイの続編が公開
1996年に公開された、ローランド・エメリッヒ監督のインデペンデスデイの続編が、本日7月9日(土)より公開となりました。監督と主要キャストは前作から引き続き登板しています。まずは予告編からどうぞ。
■予告
・さらっと内容(ネタバレ注意)
1996年の戦いから20年後の今日、前回の戦いで得た宇宙人の科学力を吸収し、地球は防衛力を強化してきました。
地球外からの侵攻を食い止めるために、月面での開発も進められていた矢先に謎の球体型の宇宙船が登場します。
だが、この球体の宇宙船が地球人を救うとも知らずに、各国首脳人は先制攻撃を仕掛ける決断をします。
その後、球体の宇宙船を追って20年前の宇宙人が直径3,800kmの宇宙船を引っ提げて登場。
引力を操ることができたりと地球人との兵力は天と地の差があります。
そして、また懲りずに地球の核からエネルギーを吸い取ろうとプラズマドリルで穴を掘り始めます。
ただ、地球上に球体の宇宙船の中身があると知り、母艦のエイリアン女王がバトルスーツを着て自ら出撃し始めます。
案の定、エイリアン女王が狙い撃ちにあい、巨大な宇宙船はまたもや撤退になる羽目になりましたとさ。
・宇宙人の知能が低いのはいかがなものか
前回同様、敵は分かりやすい弱点を引っ提げて登場します。あれだけ優れた科学力があるのにも関わらず、レガシーな弱点をおいているのですね。気になる点をいくつか挙げてみます。
・大将が自ら先陣を切ること
向こう側の兵士であれば、大将が先陣を切ることで士気が上がるのは間違いないでしょう。大将も無双ができる強さがあればいいのですが、バリアがないと裸同然であるのであれば、外に出るのはどうかと思います。兵士も止めてあげればいいのに。
・強いのが大将一人しかいないこと
大将以外にも参謀のような階級があってもいいのではないでしょうか。大将がやられたら即退散ではそこが致命的な弱点となってしまいます。アメリカのようにすぐに権限が委譲される仕組みづくりが必要かと思います。
・作戦がない
目の前の資源に夢中で行き当たりばったりのような攻め方です。兵力は圧倒的に上なので、まずは地球上の障害をすべて取り除いてから、球体を確保しにいくなり、ゆっくりとプラズマドリルで資源確保するなりすれば余裕があるのに。生き急いでいるのを見ると、寿命が短いのでしょうかね。
・エコじゃない
あれだけの科学力があれば、星まるごとのエネルギーを吸い尽くすような資源が必要としない動力源を作れるのではないでしょうか。太陽光のパワーを何倍にもするものや、引力が操れるならそれだけで回生エネルギー(無限エネルギー)が作れるような気がします。
そして、回りの星々にもそのエネルギー開発力を提供し、資源をめぐる争いがなくなり平和が訪れるでしょう。遠くない将来(既に?)、地球の中でも資源争いが激化し、一刻も早い無限エネルギーの開発が求められると思われます。
・まとめ
突っ込みどころ満載の本作品ですが、人間が一致団結するという場面はいいと思います。
前回同様、前回の大統領が今回もかなり無茶をしますが、また良い演説をしますよ。
ちなみに今回の現職大統領は、Attack! fire! Go!などといった攻撃命令しかしておりません笑
20年後は地球人が侵略者として、別の星に資源を求めにいくのでしょうかね。