2016年6月1日より、ついに「デッドプール(Deadpool)」が日本で公開されましたね。
数いるミュータントの中でも、特にデッドプールは人気も高いため、待ちに待っていた人も多いのではないでしょうか。(日本ではあまり認知されてないかもしれませんが)
・デッドプールってなにもの?
本場アメリカでは2016年2月12日に公開されているため、日本でのデッドプールの認知度の低さと公開するタイミングの調整によりずれたのでしょうか。
このデッドプールの何が人気があるのかと言うと、ヒーローらしからぬおしゃべりと(正確にはヒーローではないですね)、観客にまで話しかけてくるという、いわゆる「第四の壁」を越えてくることです。そんなヒーロー今までにいますか?いませんよね(笑)
劇中でも、とにかくしゃべるしゃべる。
常に誰かをけなしたり、自分の状態について独り言を言ったり、軽口ばかりたたいております。
それも、ライアン・レイノルズが過去に出演した、「ブレイド3」、「グリーン・ランタン」、「X-MEN ZERO」といった、映画にちなんだジョークも混ぜてくるため面白いです。
あ、でもよくしゃべると言えばスパイダーマンがいましたね。ただ、映画の中では口数が多いとはいえないですが、現在テレビ東京系列で、毎週火曜午後6:25から放映している「アルティメット スパイダーマン vs シニスター・シックス」では、本作のデッドプール並みにひたすらしゃべっています。
・本作の第四の壁越えはどれほどか
一番気になっていた第四の壁越えが、今回の映画中では少ないと感じました。
もっとガンガン喋りかけてきても良かったと思いますが、今作では時間的に中々詰め込むのは難しかったようですね。
半分は生い立ちで構成されていますが、気になるところですから仕方がないでしょう。
・デッドプールはX-MENシリーズ
ちなみに、デッドプールはMARVELの中でX-MENシリーズになります。
そのため、映画製作のためにウルヴァリンにゴマをすったり、オカルト教団の教祖(プロフェッサーX)がどうたらこうたらとか言ったりしているのですね。
今回、デッドプールと共闘するのは、コロッサス(全身鋼鉄男)というX-MENシリーズによく出てくる面子と、今回初登場のネガソニック・ティーンエイジ・ウォーヘッド(長いがかっこいい名前、デッドプールも言ってました笑)という原子力少女です。
そして敵は、ウェイド・ウィルソンをデッドプールに改造したエイジャックス(無神経男)と、エンジェル・ダスト(怪力女)のふたり。
どちらもまぁそこまでの大悪党ではないので、X-MENと同じ規模感でいくと肩透かしを食らうかもしれません。ただ、デッドプールにはこの規模感がちょうどいいのです。
・それでデッドプールはおもしろいの?
面白い(笑いという意味でも、内容という意味でも)のは間違いないので、MARVEL好きの方は見て損はないと思います。
ただ、R-15指定ということもあり、下ネタやグロテスクな表現がありますのでご注意ください。
最後に、エンドロールより、次回作にケーブルというサイクロップス(目からビーム男)の息子が出てくるようです。より冗談を、よりスタイリッシュに、より第四の壁を越えてくることを期待しています。
あと、映画鑑賞で以下のシールがもらえました。サイズがL判サイズなので使い道に困りますね。。
※ちなみに、エイジャックス役のエド・スクラインさんは、新生トランスポーターの主役を務めています。よろしければこちらの記事もどうぞ。
関連記事:映画「トランスポーター イグニション」で登場の車!
・(2017-3-5追記)デッドプール2の予告動画が登場
2018年公開予定のデッドプール2の予告動画が早くも登場しました。
電話ボックスでコスチュームに着替えるというスーパーマン的なノリですが、着替えが遅く時すでに遅し。電話ボックスに文句を言い、被害者のアイスクリームを食べようとしています。
内容には全く触れていないため、次の予告動画に期待です。
以上、「ライアンレイノルズ主演 映画「デッドプール」 気になる第四の壁はいかに」の記事でした。
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