おそらく、最近の方は知っている方も多いのではないかと思いますが、最近の液晶保護フィルムは気泡が入らない仕組みになっているのですね。
わたしはiPhone6を使っているのですが、前の保護フィルムの画質がちょっと気になり始めたので今回交換してみました。気泡が入らない保護フィルムは名前負けしておらず、本当に気泡が入りませんでした。
(無菌室でやるとかの)いままでの苦労は一体なんだったのでしょう。ではその過程をどうぞ。
・今までのフィルムは覗き見防止フィルム
えぇ、誰がわたしの画面をのぞくのでしょうか。そんな暇があったら自分のスマホいじってますよね。垂直の角度からみないと黒くて見えない加工がされている保護フィルムです。
PGA(PERFECT GEAR AGENCY)という会社のフィルムですね。1,200円ぐらいだったと思います。そうそう、ちょうどこんなようなやつです。
今では硬度9Hの強化ガラスが採用され、高耐久性のものに変わっています。ガラスが割れた場合でも飛散防止加工がされているため、安全ですよとうたっています。お値段は倍率ドンの3,000円程度になっていますが。
◎ところで9Hの硬度ってどうなの?
硬度9と聞くと思い出すもの。それはもちろん超人硬度9を誇るロビンマスク先輩の鎧です。抜群の防御力を誇るキン肉マンの肉のカーテンですら硬度4~5程度≒鉄の硬さですから、その硬さたるや想像を絶します。(The Choice is Yoursより引用)
あ、違った。こっちこっち。鉛筆硬度で9Hを表しているようです。7H~9Hの硬い芯は、金属や石材に筆記する時などに用いられます。三菱鉛筆のHi-Uniでは10H~10Bの22種類あります。
通常、樹脂やプラスチック、一般塗膜の表面硬度や引っ掻き傷への耐性を測る場合には、柔らかい素材まで幅広く計測できる「鉛筆硬度」(JIS規格6B~9Hの17段階)が用いられています。モース硬度の最大値である10は、ダイヤモンドと同じ硬さということになりますが、鉛筆硬度の最大値9Hはモース硬度に置き換えると4~5ほどの硬さしかないということになります。(社団法人日本コーティング協会より引用)
つまり、保護フィルムに記載の9Hというのは、モース硬度の9ではなく鉛筆硬度の9Hのため、爪(鉛筆硬度2H)では傷がつかないが、ナイフレベル(モース硬度5.5)の鋭利なものであれば傷がつきます。上記日本コーティング協会のサイトに分かりやすい図が載っています。
■パッケージの表面はこんな感じ
これも気泡が簡単に消えて貼りやすかったですけどね。フィルムはiPhoneの表面の画面部分しか覆わないタイプです。
■パッケージの裏面はこんな感じ
気になる視線をシャットアウトですって。企業のパソコンでは着用が義務付けられているところもある画面フィルムと同じです。会社携帯がスマホのところも増えてきたと思いますので、機密保持のためには着用した方がいいですよ。
・これからのフィルムは高光沢指紋防止フィルム
ELECOMさんのPM-A15FLFGRBWHです。価格は税込み864円。気泡ゼロとうたっている通り、あれ、気泡は?という感じで貼れてしまいます。
■パッケージの表面はこんな感じ
■パッケージの裏面はこんな感じ
■よし、交換していくぜ。内容物はクリーニングクロス、ホコリ吸着シール、保護フィルムの3点ね。保護フィルムの貼り方はパッケージ表面のQRコードからアクセスしご確認くださいと。既に前のシートを剥がして画面さわりたくないのでパスっと。
■中身の面をみてみよう。あれ、真っ白ですか。ここに十分説明書けるんじゃないですか笑。
■こっちが上ね。どうでもいいけど説明折り曲がってると読みづらい。。
■よーし、貼り付ける前にホコリを完全に取り去ってやるぜ。ペタペタペタと気が済むまで行なう。
・・・・・・
あ、肝心な貼ってる時の画像がないや。
・まとめ
とまぁ簡単なステップが保護フィルムの交換ができました。覗き見防止フィルムも悪くはなかったのですが、透過率が低いため画面が暗く、加工的に画面が若干にじんで見えます。
あと画面だけのフィルムだと、どうしても下からスワイプした時に引っかかるので、それがネックでした。今回のフィルムに替えて気になっていたことはすべて解消されたため、今のところ満足しています。
気分的にもリフレッシュされるので(単純だなぁ)、たまにはフィルムを変えてみるのもいいと思います。ちなみにカバーは本来の性能を落とすと断固信じているため、つけない派です。
以上、「こりゃ楽だ!iPhone6 気泡が入らない保護フィルムにチェンジザワールド」の記事でした。
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