Windows10には「Cortana(コルタナ)」というソフトウェアがあります。Appleでいえば「Siri(シリ)」にあたるものですね。インテリジェントパーソナルアシスタントという分類のソフトになります。要は賢い助手ですね。
・Cortana
開発元:マイクロソフト
対応言語:日本語、英語、中国語、フランス語、ドイツ語、イタリア語
・Siri(Speech Interpretation and Recognition Interface)
開発元:SRIインターナショナル、アップル
対応言語:Cortanaに加えて、韓国語、スペイン語、オランダ語、アラビア語、タイ語など
iPhoneでもSiriを活用したことがなかったためCortanaも放置していたのですが、どれだけ音声認識が正確なのか、どこまでやってくれるのかが気になり居ても立ってもいられなくなりました。
・Cortanaの音声認識ができない
勢いづいた私は早速CortanaをONにしてみましたが、セットアップ途中だと怒られました。どうやら音声認識が正しく機能していないとのことです。
「そ、そんな馬鹿な、こいつは一体何を言っているのか」と思いましたが、確かに「この言語の音声認識ができません」との表示が。なるほど、音声認識に関する何かが足りないのねと思い検索。
う~ん、Cortanaに関するアップデートばかりで音声認識ができないというのは少なく少々時間がかかりましたが、原因は判明。
どうやら原因は、日本語の言語パックは入っているのに「音声認識パック」は入っていないことでした。
・音声認識パックを入れよう(手順)
1.Windowsキーを押す
2.設定を押す
3.時刻と言語を押す
4.左ウィンドウから地域と言語を押し、右ウィンドウで日本語を押す
4.オプションを押す
5.音声認識の下のダウンロードを押す(ダウンロードがはじまる)
6.ダウンロード中。気が短い方は進行状況の表示でも見るとよろし。
7.ダウンロード完了。音声認識の下の設定を押す。
8.このデバイスで音声認識に使う言語を選ぶにて日本語を選択
9.するとCortanaさんのセットアップウィザードにて先に進むことができました。ようこそCortanaさん。
・使い勝手は
良くないです。まだ対応できる会話が少なく、大体がBingの検索結果に飛ばされます。文字が打つのが面倒な人には、検索内容を音声で言えばやってくれるのでいいかもしれません。
今のところは「賢い!?助手」ですね。
・まとめ
私は上記方法で使えるようになりましたが、使っているデバイスによっては他の要因があるかと思います。Cortana自体のアップデートにより不具合が解消される場合もありますので、アップデートするのも一つの手です。
CortanaもSiriも人工知能ではなく人工無脳であるため、あくまで人間にプログラムされた内容しか返すことはできません。ソフトウェア自体が考えて答えを選択する人工知能とは違いますので、会話に回答できないものが多々あるのですね。
Siriに関しては色々な都市伝説があるため、知りたい方は検索してみてください。
以上、「cortanaの音声認識ができない!音声認識パック入ってる?」の記事でした。
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