雑記

ALSOK 窓ガラス破壊による侵入は検知できる?

道端を歩いてよく見かけるALSOKなどの警備会社のマークですが、セキュリティ的にどこまで防犯対策となるのでしょうか。今回はALSOKを例としてご紹介します。

・窓ガラス破壊による侵入検知可能?

まずタイトルの窓ガラス破壊による侵入の検知はできるかどうかですが、「HOME ALSOK Premium」なら検知は可能のようです。

気になるのが検知時の駆けつけ時間ですが、公には公開されていません。おそらく目標値はあるが、約束はできないことから公開はしないのだと思います。

都道府県公安委員会規則によると、通報から25分以内に現地到着というのが定められているようです。実際の到着時刻は15分前後と早いようですが、その時の交通状況によるでしょう。

・ALSOKのセキュリティには2種類ある

・ホームセキュリティBasic(ベーシック)

月々約4,000円(約20万円の機器買い上げの場合)でセキュリティをつけることができます。警備エリアの設定が最大10箇所のため、警備対象の規模によっては網羅できない箇所が出てくると思います。特長は以下のとおり。

  • 警備エリアの設定は最大10箇所
  • 窓やドアの施錠状態を一括で確認できる
  • 異常発生時にはガードセンターに通報、ガードマンが駆けつけ(24時間/365日)

→詳細はこちら

・HOME ALSOK Premium(ホームアルソックプレミアム)

センサーのカスタマイズ度合いにより月額は変わってきます。特長は以下のとおり。

  • インターネット環境があればどこからでもセキュリティのオンオフが可能
  • 画像確認サービス(敷地内の侵入を確認。外出先からもコマ送り画像の確認が可能)
  • 窓・ドアからの侵入を感知
  • 非常通報(急病など)
  • 火災感知
  • 異常発生時にはガードセンターに通報、ガードマンが駆けつけ(24時間/365日)

→詳細はこちら

・窓の防犯対策

宅内に侵入してくる経路としては窓ガラスが一番入りやすいものとなっています。窓ガラスの鍵(クレセント)の横を割って鍵を開ける「切り破り」や、ガラスにヒビを入れ音を極力抑える「こじ破り」、逆に音を気にしない「打ち破り」といった手口があります。

ちなみに犯行を諦める所要時間は以下の統計があります。

空き巣が犯行を諦めるまでの所要時間は、5分以内が58パーセント、5分から10分以内が20パーセント、10分から15分以内が13パーセントとなっています。(ALSOKセキュリティレポートより引用)

いずれの手口も、以下のような対策で所要時間を伸ばすことができます。

・補助錠の取り付け

通常のクレセントだけでなく窓の上下にも補助錠を取り付けることで、クレセントがあけられても補助錠も外さないと窓を開けることができなくなります。

その分時間をかせぐことができますね。安価に設置が可能です。

・鍵付きのクレセント

クレセントを鍵付きのものに替えます。鍵付きのものやダイヤル式のものがあり、ガラスを破壊したとしてもクレセントが開けられないため、時間をかせぐことができます。こちらも安価に設置が可能です。

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・破壊時警報アラーム

窓ガラスを破壊された場合に、大音量アラームで相手を威嚇し周囲に異常を知らせることができます。威嚇でひるんだり、周囲の方々が気づいてくれることで時間をかせぐことができます。安価に設置が可能です。

・防犯ガラス

そもそもガラスを割るところから時間が掛かるようにする方式です。ガラスを2枚重ねにしたり、割れた時の音がなりやすいものなど種類は様々です。ただし、上の3つに比べて高価になります。

ちなみにガラスを替えるのではなく、防犯フィルムをガラスに貼るだけでも強度が上がり割れにくくなります。

・まとめ

ALSOKの警備で窓ガラス破壊による侵入は検知できるという結果になります。どの窓にもセンサーがついていれば、破壊した瞬間に検知→通報→駆けつけとなります。

ただし、駆けつけまでの時間がありますので、時間を稼ぐためにも上記のような補強が必要となってくるでしょう。根本的には防犯をしなくてもよいような社会をつくることが一番なのですけどね。

以上、「ALSOK 窓ガラス破壊による侵入は検知できる?」の記事でした。

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